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ここ3日ほど色々考えさせられた

弊社では提案に付随するものとして金融商品の取り扱いや情報提供を行っています

ですので各会社からこのご時世いろいろ売るための情報が流れてきます

先日、生命保険会社から「弊社も非面談型募集ができるようにします。つきましては・・・・」というメールがやってきた

どういうことやねんと思って生命保険会社の担当者に
「なんでこんな風に変わったの?」と白々しく聞いてみると
「ネットの生命保険会社が契約件数を伸ばしていて・・・」とか
「お客様は申し込みをしたいけど新型コロナの影響で会いたくないと」とかいう理由でそのように変わったらしい。

はぁ?

「ネットの生命保険会社が契約件数を伸ばしていて・・・」
ネットの保険会社が件数を伸ばしているのは君たちみたいにいらんものを売らないからであって
「お客様は申し込みをしたいけど新型コロナの影響で会いたくないと」
本当に新型コロナとかで入らないといけないお客さまは新型コロナとか関係なく会いますから
体のいい断り文句ということがまだわからないかなーと呆れてしまった

特にこの新型コロナの影響で家にこもることが多くなり、ネットでの情報取得をされていることが多く、非常によく勉強されている方も多い

本当に情報弱者という方も結構いらっしゃいますが、お客様の側が非常に詳しくなりプッシュセールスというものがアフターコロナ後には大きく減っていくのではないかと思う

反対にネット上では正しくない怪しげな情報も満載で、情報を拾う側も取捨選択ができないと下手に洗脳されかねないなと危惧してしまう

ここ3日ほど事務所で20代から30代の若い方何人かとお話をすることが立て続けにあり、「情報がタダで拾ってこれる皆さんは恵まれてる」と何度も感じた。

私が新入社員で会社に入ったころはインターネット環境なんてほとんどなく2~3年目にやっとパソコンが一人一台という時代にはなったが、それでもわからないことをぐぐって調べるなどということはできなくて、もっぱら雑誌や口コミなどの一カ月以上遅れの情報が最新情報だった時代だ

当時は怪しげなセールスで「この高名な先生の講演のビデオセットは意識高い系の新入社員が買うからぜひ買うべきだ」(この頃から自分で意識高い系という人は信じられない)としつこく会社に電話を掛けてこられたことがあったし、同じ会社に今はネット検索の時代だからネット検索のソフトを40万円で買わないかというハンコを押すまで帰さないしつこいセールスに根負けしてハンを押したこと(後で当然クーリングオフをして商品を突っ返したのだが)もあった
私もインターネットについてほとんど知らないもんだから検索にはお金がいると当然思っていたのだ

当時は失敗したら高い授業料を払って、次回は失敗しないというような感じだったような気がする。

これが今では心配なら手に持っているスマホでだいたいの情報の精度は判断できるし、それによって大きい失敗もないと思う

ただネットはいつも思うのだが本当に必要な情報は意外と出てこない
そんな情報は当然有料なのだ

今の若者にうらやましさを感じながら、
無料の情報をとる場合は取捨選択ができるだけの経験と知識が必ず必要だということは最後に書いておこうと思う

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