お金の相談を受けるときに思うことで

そもそも金融で使うリスクという言葉がわかってないなと思うことが多いので

今さらながら記事を書いてみた

リスクとは何ぞや

通常はネガティブなイメージで使われる「リスク」という言葉ですが

金融ではプラスでもマイナスでも「ブレ幅」をリスクといいます

たとえばモーニングスター等のサイトでは「標準偏差」という言葉で

出てきます

標準偏差とは

平均という言葉があります

例えば10人のクラスで全員が50点でも

5人が100点で5人が0点でも平均点は同じ50点です

平均点50点といわれてもこれだけ意味合いが違うのです

金融のリスクは「ばらつき」や「ブレ幅」のことをいうので

統計上の「分散」と「標準偏差」で求めるのです

たとえばこんな商品の標準偏差は？

Ａという投資信託がある

この商品はここ5年間でこんなリターンとなっている

分散を求める（各期のリターン－平均のリターン（この場合は5））²

1年目であれば（12-5）＝7それを2乗して7²=49

同じように求めると100,121,169,25となりすべてを足すと464になる

464を5で割って平均を出したものが分散＝92.8

分散の正の平方根が標準偏差　√92.8≒9.63

こういう感じで分散投資する場合の効果計算を行ってポートフォリオを

作成します

意外と奥が深いんやで

それでは