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【ちょっぴりお得なお金の豆知識①】「貸株」について

 「貸株」って聞いたことあります?

 「信用取引」の一種ではありませんよ。

 「貸株」というのは個人投資家が現物で持っている株式を証券会社に貸し出して、銘柄に応じた貸株料「貸株金利」を受け取るサービスです。

 金利といっても馬鹿にするなかれ銘柄にもよるが「0.1~10%超」まで幅広くあるうえに、途中売却も可能だし、その期間の金利も日割りで精算される。

 個人投資家にとってはほぼノーリスクで利益を得ることができるサービスなのだ。

ほぼ?そう一つだけ大きなリスクがある証券会社に貸しているので証券会社が倒産すれば、「貸株サービス」は投資者保護基金の対象外なので、一般的には戻ってこないと考えられる。
ただやっているネット証券は大手ばかりなので破綻リスクはかなり低い。

 オマケに手続きはネット証券の場合むちゃくちゃ簡単。

考えるのは「金利優先」なのか「株優・権利優先」なのかだけです。

「金利優先」の場合は配当金相当額が証券会社から支払われます。但し、相当額ですので「配当所得」ではありません「雑所得」です。ですので譲渡損益の合算ができません。「配当控除」も対象外です。

「株優・権利優先」の場合は権利確定日前に一定期間貸株自体を解除します。これによって貸株のデメリットはほとんど回避できますが、長期保有優待は回避できません。

この場合は長期保有優待分だけ貸株をしなければいいのです。

外国株でも貸株のできる証券会社もあり貸株は「譲渡益」「配当益」「株主優待」に続く株式の4番目の収入減になるので一度検討してみてはいかがだろうか?

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