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YCC

今日は眠いのでさくっとイールドカーブコントロールの話などを

イールドカーブコントロールなんて横文字言われても

ラーメン都知事みたいなので日本語で言うと

「長短金利操作」のことをいいます

2016年に日銀が導入した金融政策の一つです

金利には

短期金利といって返済の期間が一年以内の借金の金利と

長期金利といって返済の期間が一年以上の借金の金利があります

短期金利は政策金利といって銀行同士の貸し借りの金利を

無担保コールO/N物(オーバーナイト物:
今日借りて翌日返すよっていう友達の貸し借り的な)

のレートを代表として指標にしています

また長期金利は10年物の国債の金利をベースに決まっています

そして日銀はこう言った長期短期の金利の動きをちょうどよい水準に

コントロールしているのです

ところがこの新型コロナ禍の影響で世界各国が政策金利を引き下げたり

量的な緩和を拡大する中で、FRB(米連邦準備制度理事会:アメリカの
中央銀行)

やECB(欧州中央銀行)はゼロ金利政策の導入や、量的緩和の拡大を

行いました

両中央銀行はしぼんでしまった経済を助けるために、短期の政策金利を当面

低い水準に据え置く意向を示していたが、新型コロナ禍対策で実施されていた

都市封鎖が解除されたことで、落ち込んだ経済がV字回復するとの期待から米

・独の10年債利回りが急上昇

2つの国の国債利回りは、借り手にとって資金調達コストの基準となるので、

両国の国債利回りが上がっちゃうと、より信用度の低い債券等の発行コスト

(資金の調達コスト)が上昇しちゃうのです

これがあまりに早く発生しちゃうと景気回復に水をさしちゃうので

上記二つの中央銀行はYCCの導入を検討しだしちゃったわけ

まぁこれが導入されちゃうと日本・アメリカ・ドイツの10年物の利回り変動が

抑えられる

ということは金利差を原因とした為替変動が表れにくくなるので

ドル・ユーロ・円の三つのメジャーカレンシー(通貨)は変動しにくく

なっちゃうかもねというお話

まぁ簡単に言うと下の2行だけでよかったんだけどそういうこと

それでは

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